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梅田講演会「子どもが示す気になる行動の理解と支援」

2011年5月20日(金)


会場:関西学院大学大阪梅田キャンパス
講師:米山 直樹(関西学院大学 文学部総合心理科学科 教授)


同窓会西日本センターと大阪梅田キャンパスの共催講演会として「子どもが示す気になる行動の理解と支援」が開催されました。


 自分の気持ちをことばでうまく表現できないために、行動でさまざまなメッセージを発する子どもたちがいます。あるいは、LD(学習障害)やADHD(注意欠陥多動性障害)、高機能自閉症といった発達障害にともなう問題行動を示す子どもたちもいます。先生は、スクールカウンセリングや巡回指導の現場で多くの子どもたちと向き合ってきた経験をもとに、さまざまな事例をまじえながら、子どもとの向き合い方についてお話しくださいました。


 子どもが気になる行動を示したとき、「それは○○○○という病気だから」といわれると、つい納得したような気になってしまいますが、それでは根本的な問題解決にはなりません。子どもをしっかりと観察し、その行動が「いつ」「どのような状況で」出ているのかがわかってくると解決のヒントが見えてくる、と先生は説明されました。

 

本人を無理やり型にはめようとして逆効果になってしまうこともよくあります。しかし、「共感性」が養われていない子どもに対して、叱責したとしても、それがかえって子どもを萎縮させ、適切な行動を身につけにくくしてしまいます。周囲の関わり方を少し変えることによって、子どもの成長を支援する。そんな接し方が必要だと先生は提言されます。


 

そして最後に 「褒めるときは何が良かったのかをきちんと言ってあげましょう。基本は、子ども自身に“根拠のある自尊心”をもってもらうことが大事」と締めくくられていました。





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