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ランバス博士
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○医療宣教師をめざして
ウォルターが医師になることを決意したのは、エモリー・アンド・ヘンリー大学在学当時です。彼の大学での学生生活は、学生らしい勤勉に満ちたものでした。彼は勉学への決意を遠い中国にいる母親に書き送っています。「私は全力を尽くして勉強しています。同時にできるかぎり時間と労力とお金とを上手に使おうと努めています。人が何かするときに全力を尽くしてあたれば、半分の力であたるよりも、時間と労力を節約することができるからです。」彼の医学への情熱は、高校時代に心を動かされた一冊の本から始まりました。それはロバート・モファットという人の伝記です。モファットはロンドンの宣教師でしたが、1816年に南アフリカに渡り、カラハリ砂漠の近くに49年間も定住。聖書を現地の言葉に訳し、農業と灌漑の指導をしました。ウォルターは神の福音を伝える仕事の精神の気高さに感動し、自分もいつか人跡未踏の奥地に分け入る宣教師となりたいと考えるようになったのです。少年の日に読んだ本が、その人の一生を左右することは決して珍しいことではありません。ウォルターの心の中でその小さな炎は消えることなく燃えつづけたのです。
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