ネット版「北から南から」
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 関西学生リーグ2部に低迷していた名門サッカー部を1部復帰させた当時の監督・岩崎元彦さんを囲む会が復帰25年を機に9月26日、西宮北口の居酒屋で開かれ、今も「監督」と慕うOB20人が若き日々の話に花を咲かせました。

 

 サッカー部は1981年秋のリーグ戦で創部以来初めて2部に転落。その後の2年間もあと少しのところで昇格を逃していました。そのような状況の中で、58年の4回生時に若いチームで天皇杯を制した岩崎さんのリーダーシップに白羽の矢が立ち、監督に就任されました。
   OBの全面的な支援を取り付け、マシーンを使った筋力トレーニングの導入、日本リーグ所属チームの施設での合宿など改革を進めました。その甲斐あって、就任1年目の秋の2部リーグで1位となり、1部へ帰り咲きました。翌春の関西学生選手権では準優勝へ導くなど、チームを見事に立て直しました。
   技術指導は阿部洋夫ヘッドコーチ(当時)に一任し、自身が口を出すことはありませんでしたが、サングラスの奥からからグラウンドを見つめるだけで、チームの空気が引き締まったものでした。

 

 「監督」は、当時と変わらぬ締まった体にスポーティーなシャツで会場に姿を見せると、瞬く間に教え子たちに囲まれ、次々に杯を交わしました。笑みを浮かべながらも、当時のことを聞かれると、「後がなく追い込まれていた。しかし、みなが同じ目標に向かってひとつになれたことで苦境を乗り越えられた」と振り返っておられました。

 

(関西学院大学サッカー部OB会有志 幹事・郷田琢磨)

 
 
 
 
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