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サンパロ総合大学経済学部主催で九日に行われた「国際シンポジュウム」続いて十日から十二日まで開かれていた同大学主催の「国際会計教育学会」に出席のため、関西学院大学商学部教授の平松一夫商学博士が八日来伯した。
平松教授は関西学院中等部、高等部、大学商学部、大学院と関学で学んでおり、八七年に商学博士号取得、二〇〇二年から〇七年まで同大学学長を務めた。
神戸で開かれた国際会議の際に、USPから出席した教授と親しくなり、今回の招待となったもの。
シンポジュウム、学会は『国際教育と未来』をメーンテーマに行われ、平松教授は教授、学生を前にして「ビジネス教育の改善―日本の視点から」をテーマに講演を行った。
また、八日夜、関西学院大学ブラジル支部(矢沢年員支部長)メンバーが総会の席上で歓迎会を開いて、平松教授の来伯を歓迎し懇談した。
九日、矢沢支部長、喜多山重男副支部長の案内で来社した平松教授は、「ブラジルは初めての訪問。一度訪れる機会があったが、当時の学長が訪伯したので機会を失した。今度ようやく実現して喜んでいる。リオ・デ・ジャネイロ州立大学、ロンドリーナ大学と姉妹提携大学を結んでいるが、今度の来伯を機会にUSP経済学部との姉妹提携を提案した。USP側も積極的な賛意を見せているので、正式に実現したい。教師や学生の交換派遣などや、シンポジウム開催など実施したい。関西学院同窓会は海外に二十支部ある。すでに十八支部を訪れた。ブラジル支部は木原暢医師を初代支部長としてことし設立五十周年を迎え、歴史ある支部と聞いている。盛大な歓迎会を開いて頂いて感激している」と語っていた。
また、関西学院大学は一八八九年に創設された。創立者であるランバス宣教使は九七年前に訪伯してから六回も訪伯して、ブラジルの宗教、教育界との交流を図っており、その足跡が残っているといわれる。
関西学院大学の国際化は創立者の気風からすでに始まっており、海外飛躍の卒業生も多く、来年度には国際学部の創設もあり、今後ますます、国際交流への強化が期待されるといわれる。
平松教授は日系コロニアに「日本とブラジルの複数の視野を持って考え、判断してほしい。ブラジル人として生活していて日本とブラジル両方のアイデンティティーの確立が大切といえよう。日本への関心を持つてもらって一世、二世の貴重な存在を学び、複数の視点を持つブラジル人として活躍することを期待している」と述べていた。
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